ピアノ教室・クラヴィアハウスでは、

  • 自分で楽譜を読み解けるようにすること
  • それをできるだけ望ましいテクニックで現すように導くこと
  • そして何よりもそれを表現豊かな生きた音にしていくこと

この3つを大切にしています。

音楽好きの方には、弾いて上達することの楽しさを、より一層味わい、演奏を長年の友としていただきたいものです。

だからこそ、今日明日にでも結果を出そうと急ぐのではなく、ゆっくり階段を上がっていきませんか?

学びにおいて、クラシックは特にそういう要素を持っている世界なのです。

柔軟な頭で、しかし目指したことには頑固であること、一方で気長であること

ピアノには、そんなスタンスで取り組んでいきましょう。

小さな入門者さんたちへ

授業はできるだけ楽しい物に。これが一番です。

子ども達とのたくさんのお話のやりとりや、笑って過ごす時間も大切にしています。

コミュニケーションは信頼を生み、信頼はあらゆる問題点の解決の鍵になります。

わざわざ時間や費用を使って勉強するのですから、楽しくないと意味がありません。

その上での話として・・・

まだスタートして間もないのに、早熟で目を見張るくらいの段階まで成長をとげる方々(特に小さなお子さん)はとても多いです。一見これは大変に喜ばしいことですが、その多くはCDなどの媒体を聞いてコピーしているだけだったり、大人から言われた通りに弾いているだけで、その実、同程度の違う曲を一人で譜読みしてもらうと、びっくりするくらい理解できていないことがあります。

実はすごく弾けるのに、楽譜をちゃんと読めていなかったり、リズムを正しく打てなかったりということは珍しくありません。そういう事例を私はたくさんみてきました。これでは、ある程度の演奏ができても、長続きはしないでしょう。

しっかりした読譜力をつけず、難易度だけを上げていると、結局行き詰まってしまいます。つまり、いずれ、誰かの助けがないと楽譜がわからない、わからないから練習しても弾けない、弾けないからピアノが嫌い、という悪循環に陥ってしまうのです。

ですから、「読譜力をつける」とは要するにすべての文字が読める状態ですので、世界共通語である楽譜に対して「どれを読もう」「どれを手がけよう」と選択肢が無限大に広がるわけです。

ここでもう一つの大切な柱である「技術力(テクニック)」のお話も述べねばなりませんが、それはまた機会がある時にまとめたいと思います。

まずは足元(基礎力)をがっちりと固めること。

それが実はピアノをこれからの長い楽しみとする一番の秘訣です。

大人の入門者さんたちへ

大人の方のピアノ入門、または再開の理由は色々です。

小さな子どもとの違いは、大人になってからのピアノは、誰かの後押しでというより、自らの意志でおいでになるケースがほとんどです。

そして大人の方は、さすがに理解の早さは秀でていらっしゃいます。

このように、拍子のしくみや音符の長さの計算方法は納得が早い・・・ようでいて、演奏となると、一度苦手意識を持たれ「できない!」と思い込んでしまうと、中々その「不可能バリアー」から抜け出せず、実はたいしたことでなくても、ご本人が自ら、パニック状態のぬかるみにどっぷり浸ってしまっているケースが多いように見えます。

ですからアドバイスとしては、杞憂せず、気を抜いて、気を抜いて、そしてまた気を抜いてというところでしょうか。

『わかっているのに舞い上がってしまうストレス』との戦い・・・

特効薬は「そのうち出来るよ」のゆとりある姿勢です。一小節ずつという地道さを持ってみましょう。無理に背伸びした曲でなければ、いずれ形になってくるものです。

それから弾きたい曲だけでなく、短いもので結構ですから、テクニックをつける楽譜を同時進行でがんばって、自信をつけてみてください。

例えて言うと、油を注さずに機械だけ無理にまわそうとしないことです。それはあらゆる意味で柔軟性のある成長過程の子どもに比べると、ちょっとくらい固まっている(さらに強い言い方を許していただくと錆び付いているともいえる)頭と筋肉を、まずほぐすことから始めないといけませんから。

回り道をするゆとりも、せっかく始めた演奏というものを持続させるコツですね。

もう一回、一年生になってみる、これって結構、勇気と決心を必要とする姿勢なのかもしれません。

かく申す私も「言うは易く行うは難し」であります。一緒にがんばりましょう。

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