薔薇の便り-千鳥教室編-

薔薇の便り-千鳥教室編-

Rotkappchen 2007年 ドイツ W. Kordes & Sons

これは千鳥教室、玄関近くの薔薇です。ロートケプヘン(赤ずきんちゃん)は、ふつう、赤のバラに抱くような気位の高さのイメージはありません。 それより、凝りに凝った花びらの重ねからは、どれだけ愛されてこのドイツ薔薇が作られたか、感じ取ることが出来ます。
 などという解釈はさておき…
 せわしない毎日のちょっとした時間でも、咲いた花の記録も兼ねて、カメラに収めるひとときをできるだけ持つようにしています。
いつも思うのですが、撮影は、私の注意力を最大限に引き出してくれます。同じ株からの花でも一輪一輪異なり、その表情はかなり個性に富むことに気付かせます。
 昨年はガーデントピックが少なかったですが、今年はちょっと多くなるかな?(でも宣言したことほど実現していないのも、このブログの特徴ですね…。 (;´∀`)、はい。)

 クラヴィアハウス・千鳥教室には八種類の薔薇が存在していて、種類により、少しずつ開花のタイミングがあります。今日はその中で、もう一種ご紹介致します。

Umilo  シュラブ 作出年1996年 フランスMailland

或る年、「狭い庭だけれど、薔薇満載にする!」という意気込みに満ちた春があって、その時に品種を選びに選んだ結果から気づいたのですが、私は、実はこのような杏色~ベージュにかけての色にことさら惹かれるようです。

千鳥教室ガーデンにこの時期、彩りを添えてくれているバラ以外の植物…


さて話は薔薇に戻り…

作曲家の名の薔薇・前編(教室のバラではありません)

まとめるのは、中々…結構…どうして…大変でした (^^;)

左のバラから、ヨハンシュトラウス、プッチーニ、パガニーニ、モーツァルト、ヘンデル、シューベルトです。
作曲家の名を冠した花は注目も浴びて良いですよね。ちなみにベートーヴェンというバラがないか調べてみましたが、見つかりません。調査不足かもしれませんし、ベートーヴェンの何か堅いイメージが、バラでは表現しにくいのかな、などと思えたりもします。まぁ、私が作出者になれるなら、ガーデナー泣かせの難しいバラにします! 自分の先生からずっと褒められずに来た、且つ、それも最もだ!と自覚してきた我が演奏へのイマージュなのでしょうか…。(笑)