宴のあと -1-

 夏からぱたっとブログを更新せず、「今日も書く時間がないっ!」と日々の流れにかまけておりました。

 まぁ、書くことは習慣の問題で、駄文でも毎日書いていれば “それなりに上手になる” のは確かでして、そうだ!ピアノもそうなんだ、などと只今ひらめきつつ、それにしても話題のニュースがあっても随分と長いこと、記録に残さなかったことを反省しつつ、やっと本日こうしてキーボードに向かっているわけです。

 教室の発表会が終わりました。
 子どものための中規模の会と、大人のためのアットホームな会の二つ。
 一日に二回、違う会場での開催は、間近になるほど、とんでもない予定を立ててしまったと後悔もし始めたものの、当日はお手伝いくださった方々や出演の皆様、ご家族様の暖かな応援のお陰で、無事に閉幕を迎えました。


 さて、子どもの会「ARIA」  今年は幼少の子ども率が高く、暗くて広い会場に向かって、ぽつねんとステージで一人立つのは心細いだろうと、暖かな雰囲気を目指し、そぴあしんぐうの「小ホール」の方をあえて選びました。
 すると「暖かな…」どころか、お客様の多さから、当然、窓もない会場は「ホットすぎる」会場になってしまい、とうとう途中で、冷房を入れてもらう羽目になりました。
 「設定温度はどう伝えますか?」「そうですね…。では20度に」→(暫く経過)→「効きませんね…」「では18度に!」と、11月の終わりとは信じられない会話が交わされました。
 発表会の会場選びは本当に難しいです。低年齢の方に弾きやすい会場を考えたまでは良いのですが、低年齢の方ほど、ご家族のみならず、その可愛いステージを見ん!と、ご親類がたくさんお見えになります。 つまり小さな演奏者ほど、実は大ホール向きという…、相反する理想を心底学びました。 立って御覧頂いているお客様には、まさに縮み上がる思いでした。
 さて、クラヴィアハウスの発表会の必需品は、みんなの心のこもった演奏に加え、舞台のディスプレイと、画像やプログラムを表すスクリーンであります。

 イベントも今年は、フランスのアニメキャラクターのクリスマス物語を朗読しつつ、演奏を挟んでいく構成と実演を、私一人で行いました。人生初のアニメ声の挑戦も、後で記録を聴くとちょ~っと気持ち悪いものの、まぁ、会場の皆さんからは笑顔をいただいたようです。毎回、私は「今回を持ってイベントの種切れ!」とぼやきつつ、なんとか今年もやっと役目を終えたところです。
 他にドビュッシーの特集などもありまして、プログラムの最後では、教室を引っ張ってくれている” がんばりメンバー達” が品位を保ってくれました。

そして夜に行われた『大人の会』…。については、
後日記録を残すことに致します。(ホントかな??)
to be continued …